第7回ユース聖餐式

4月8日の日曜日、17時から7回目のユース聖餐式が持たれ、22名の出席者が与えられました。その中の3人はユース聖餐式初参加。

さらに、レギュラーメンバーの一人は、ユース聖餐式に学校の友人を誘ってきてくれました。こうして2018年4月8日は、ユース聖餐式を通してマーガレット教会に初めて足を踏み入れる人が起こされた、記念すべき特別な日となりました。

ユース聖餐式は、いわゆる「青年」をターゲットとした礼拝ですが、これまでの参加者の年齢層は、下は9歳から上は80台に及んでいます。

今日はローマ1章18節から32節、ヨハネの福音書3章31節から36節を読みました。そして聖餐式後のスモール・グループでのディスカッションでは、

  1. なぜ人間は、自分のしたいことを全力でして、その結果として滅びを招いたり、不幸になったりするのか、
  2. なぜ、「自分のしたいように」することで、神様に背を向け、神様に対して盲目になるのか、

について話し合いました。3つのグループに分かれて、真剣な話し合いの時間が持たれました。

  • 自分のしたいことをすることそのものは、悪いことではない。
  • でも、自分のしたいことが、人に迷惑をかけたり、危害を加えたりすることもある。
  • 食べるのが好きで、食べることそのものは決して悪いことじゃないけれども、食べることが健康を害することもある。
  • 与えられた能力は神様のプレゼントで、神様の栄光を現すために与えられているのに、自分のやりたいことを成し遂げて、それで賞賛を得ようとすることで自分中心になり、神様を無視することになる。
  • 自分の考えが、悪い方向に傾き出すと、それを自分で元に戻すことができない。
  • 自分がやりたいことやったことが、とてつもない悲劇につながることもある。アインシュタインの研究が、原爆開発につながり、一旦そのような破壊的なものが作り出されると、それを止めることができない。
  • 自分のことだけではなく、「互いのために」と考えられるかどうかが重要だ。
  • 人間の中には、してはいけないことに惹かれ、したくなるというところがある。
  • 一旦、してはいけないことを始めると、それはもはや止められなくなる。

ディスカッション後、牧師からはこんなコメントがありました。

  • 基本的に、やりたいことをしていい。しかし人間の中には、神様が「ダメだ」と言っていること、してはらないことをしたいという欲望がある。
  • 創世記の中で、神様はアダムとイヴに、園のどの木からでも取って食べて良い、しかしたった一本の木、善悪の知識の木からだけは取って食べてはいけないと言われた。
  • 人間は、平和に、豊かに、幸せに生きるために十分なものが与えられているのに、神の言葉に逆らって、そのたった一本の木から取って食べることを望んだ。
  • 神様と人間との関係は破れ、その破れはアダムとイヴとの関係の破れになり、そしてついにカインによる弟殺しにいたる。
  • 人の目に「良い」と映るものが、本当に良いのかどうかわからない。アインシュタインの研究が、原爆へと導き、現在に至るまで続く核兵器開発競争に道を開いたように。