12月29日〜1月2日、1月4日〜6日まで教会は閉まります

本日12月29日(火)より1月2日(土)、1月4日(月)〜6日(水)まで、年末年始の休みとして教会の玄関は閉まります。

公祷休止は12月27日から始まり、再開の目安は、感染状況が「ステージ3」以下に下がってからとなります。Youtubeでのお祈り動画配信は新年1月10日より再開いたします。

どうか主のみ守りのうちに、新しい年をお迎えくださいますように。

以下、27日に信徒の皆さまに発送した文書を掲載いたします。

「クリスマスおめでとうございます!」と再度の公祷休止のお知らせ

万物は言によって成った。言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に成ったものは、命であった。この命は人の光であった。光は闇の中で輝いている。闇は光に勝たなかった。(ヨハネ1:3, 4【協会共同訳】)

主のご降誕おめでとうございます。闇を照らすまことの光イエス・キリストが皆さんと共におられますように。そして羊飼いたちの喜びが、いつもお一人お一人の心にありますように。

2020年は新型コロナウィルスに始まり、新型コロナウィルスに終わる1年となってしまいました。世界を襲ったパンデミックは、隠されていた世の闇の深さを私たちに知らしめ、暗闇を照らす希望の光としてイエス・キリストが降って来られたということの意味を、改めて見つめ直すようにと迫っています。

聖マーガレット教会では、コロナ禍という大きな闇の中で、しかも日本全国の新規感染者数が連日最高を記録するという状況の中で、3つのイヴ礼拝と、2つの降誕日聖餐式を献げました。聖堂の収容人数を60名に限定していたので、一つ一つは例年に無い小さなクリスマス礼拝となりました。しかし、この「小さくされた」礼拝の中にも、神様の恵みと祝福は注がれました。それは例年の大礼拝を通しては知ることのできなかったような、特別な恵みと祝福だったのではないかと感じています。

クリスマス・シーズンに二人の受洗者が与えられました。20日の降臨節第4主日の聖餐式に一人、24日の降誕日聖餐式の中で更にお一人が洗礼の恵みに与りました。3月以降、ほとんどすべての教会活動が止まり、7月の公祷再開後の活動も大きな制約を受ける中で、今年、7人の方が洗礼を受けて神の家族に加えられました。なんと驚くべき恵みと祝福、そして喜びでしょうか。

コロナ禍という大きな闇の中を生きる教会に神様がこのような祝福を与えてくださったのは、パンデミックによって大きく傷ついた世界で、神の愛と憐みの福音を語り直し、神の国の共同体に、神の家族の中に、人々を招く使命を果たすためでしょう。

12月27日の日曜日から、東京教区の全教会で再び公祷が休止されることとなりました。

政府の分科会による感染状況を示す4段階の指標が、東京都では医療供給体制が逼迫している「ステージ4」となり、東京教区主教が「主教教書18」によって公祷休止の指示を出されました。公祷再開の目安は、感染状況が「ステージ3」以下に下がってからとなっています。

今しばらく続く新型コロナとの戦いが続きますが、主がこの時を、教会が新たなミッションに備える時としてくださるよう祈りながら、新たな年を迎えましょう。